【給食が食べれない】そこから子供は成長できる!大事なのは子と親、学校の関わり方!

こんにちは、とも母です!!

子どもの偏食や好き嫌い…毎日の食事、大変ですよね。

家では食べれないものをみじん切りにして混ぜたり

「これ一口だけでも食べてみようか」と声をかけたり

食べることができたら褒めたり

子どもの嫌いな食べ物の克服のためにたくさん工夫ってできますよね。

でも給食はどうでしょう…幼稚園や保育園、小学校に中学校…

それぞれの先生や学校の教育方針にもよるとは思いますが

もし給食を全部食べないとだめ!っという先生だったら…給食が苦手な子にとってとても苦痛な時間ですよね。

私の長男もそうでした。

元々好き嫌いというか食わず嫌いで給食が食べれませんでした。

食べれないので保育園の先生に怒られたりしていたみたいで…

「食べないと怒られる」というプレッシャーから給食に対して恐怖心がありました

小学校に上がっても3年生のころの担任の先生が給食に厳しい先生で

日曜日の夜になると長男は「学校に行きたくない」と泣くほどでした。

そこで、今回は給食で子どもが嫌な思いをしないように

親は何ができるのかを考えていきたいと思います!

学校給食はなぜあるのか

そもそも学校給食とは教育活動の一環として行われています。

栄養バランスがとれた献立であるということは皆さんもご存知だと思います

成長期にある子ども必要な栄養が摂取できるように

文部科学省の「学校給食摂取基準」に基づき献立は作られているそうです

それ以外にも給食には

  • 社会性や協働の精神を養う
  • 食文化の理解を深める
  • 食に対する正しい知識を深め、望ましい食習慣を身につける
  • 食に関わる人々の活動に支えられているということを学び、感謝の心を養う

などなど、給食というもはたくさんの学びが得られる場として考えられています

給食が苦手な子の気持ち

給食というものは学校にとって教育の一環ということはわかりました

が、給食が苦手な子にとってはとても苦痛な時間です

最初は

  • 嫌いな食べ物が多いから食べれない
  • 食べるスピードが遅い
  • みんなと一緒に食べるのが苦手
  • たくさん食べれない

などの理由だけだったかも知れません

でも「給食が食べれないことを悪いこと」としてしまうと

給食があるから学校に行きたくないなど給食の時間に不安や恐怖心を抱かせてしまうという結果に繋がることがあります

例えば

我が家の長男は元々嫌いな食べ物が多く給食を完食すること自体が奇跡みたいな子でした

でも当時の保育園の先生はみんなと同じように食べろと言いました

好き嫌いは良くないと…

長男は給食を食べないと怒られるという恐怖心が大きくなりどんどん給食が嫌いになり

色々なものを食べてみようということもしなくなりました

このように食べれないことをダメと叱ってしまうと子どもは給食に対して恐怖心や不安を抱き食べること自体がストレスになってくるのです

また

嫌いな食べ物が多い子や食べるスピードが遅い子、たくさん食べれない子は

給食の時間内に食べることも難しいですよね

みんなは昼休みになって遊んでいるのに自分だけまだ給食を食べている…

こんな状況になった時子どもはどんな気持ちになるでしょう

劣等感や孤独感を感じてしまいます

そして昼休みが終わるのをひたすら待つのです

こんな状況が続けば学校にも行きたくなくなってしまいますよね

親は子どもに何をしてあげれるのか

では給食が苦手な子を持つ親は子どもに何をしてあげれるのでしょうか

最近では子どもに「給食を全部食べろ」「好き嫌いは良くない」と指導している学校は少ないかと思います

が、何気ない大人の一言で

給食が苦手な子は給食に対してストレスを感じ始めるかも知れません

そうなる前に、親はまず担任の先生に相談するべきだと思います

私は9年間担任の先生に家庭訪問の時に相談しました

しかし

一度だけ家庭訪問を迎える前に先生が給食の時に何度か長男を叱ることがあり

長男はとうとう「学校に行きたくない」と泣き始めました

そして家庭訪問のときに担任の先生に聞きました

若い女の先生だったのですが

「どうして子どもとの信頼関係もできてない、どんな子かも知らない時期に給食が食べれないだけで叱るのですか」と。

先生は叱ってないと言いましたが先生は叱ったつもりはなくても給食に対して何らかのトラウマがある子は

この先生は給食を食べれないと怒る先生だと認識します

そうなると給食の時間が恐怖に変わります

その後先生と給食のことについて話し合いました

長男はそれからは泣くこともなくなり楽しく学校に通えるようになりました

こういう経験を通して私はこの子にはこういう過去があり考慮して欲しいと伝えることはとても大事だと思いました

私は毎年担任の先生とどうしたら給食の時間が子どものストレスにならないようにするか相談します

そして

まずは自分が完食できる量まで減らす

その代わり給食を完食するように頑張る

ということを目標に子どもに給食での成功体験を味わってもらうようにしました

たまにナフキンに椎茸が包まれて帰ってくることもありましたがそこは笑って見過ごしました(笑)

初めに先生に相談することで個人懇談ではどの先生も給食のことを一番に報告してくれます

食べれないものは食べれないんだからしょうがないんです

我が家でも長男は食べれないだろうな思っても一応作ります

最初は一つでも食べろと言ってきましたが食べれないんです(笑)

調理方法を工夫しても栄養いっぱいあるよと言っても食べれないんです(笑)

嫌いなものを無理に食べさせるよりご飯をみんなで楽しく食べれる環境にすることの方が大事だと思います

私も子どもの時は好き嫌いが多く嫌いなものは絶対食べませんでした

でも大きく育ちました(笑)

給食が食べれるように色々頑張り無理に食べさせようとするのではなく

「そのうち食べれるようになる」と考えまずは目標を低めに設定し

完食できたことを褒めていくことがとても大事だと思います

まとめ

どうでしたか?

給食が食べれないお子さんのことで悩んでいる方は多いのではないかと思います

私の周りにも何人もいます

給食が教育活動の一環として位置付けられているのは理解できますがそれが苦痛となっては元も子もありません

まずは当たり前のことかも知れませんが担任の先生に相談すること!

なぜなら給食を一緒に食べるのは親ではなく担任の先生だからです

「先生にまず理解してもらう」

そこから始めることが大事です

  • 給食が食べれない
  • 食べれないものが多い
  • 栄養が偏るのではないか

と悩んだ時期もありますが今では長男も高校生になり身長も180cm近くあります

特に何もしなくてもたくさん食べれるようになりました

椎茸はまだ食べれませんが(笑)

この経験を通して給食が苦手なお子さんを持っている方に言いたい

  • 給食が食べれなくても子どもは成長する
  • 嫌いなものを食べれることを目標にするのではなく、量は少なくても完食するということを目標にすることのほうが大事

目標設定を低めにしそれを達成できたら次の目標…

という風に成功体験を味わってもらうことが大事だと思います

そうすることで給食という苦手を少しづつ克服でき学校生活が楽しく送れるのではないかと思います。

今回は給食をテーマにしてみました。

私の経験談ですが参考になれば嬉しいです

それではまた次回お会いしましょう!!

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